2次元で撮影するデジタルレントゲンと、3次元で撮影する歯科用CTの複合機です。特に歯科用CTはコンピューター上で骨を再現することで、通常のレントゲンではわからなかった骨の奥行き・幅・厚みまで把握することができます。これによりインプラント治療や根管治療などの精度と安全性を高められます。
詰め物・被せ物をコンピューター上で設計・製作できる歯科専用のCAD／CAMシステムの最新機種（※1）を導入しています。光学カメラでお口の中をスキャンし、そのデータをコンピューターに取り込んで修復物の設計図を作成します。その設計図に従ってミリングマシンが自動でセラミックブロックを削り出して詰め物・被せ物を製作します。
技工所に出す必要がないため、基本的に1日で治療が完了します（※2）。
※1 2024年8月現在
※2 症状や状況によっては、一日で治療が完了しない場合もあります。
高温高圧の蒸気によって、器具に付着した細菌やウイルスを死滅させることができます。医科用の大型滅菌機器の規格を小型化したもので、日本で満たせる基準のさらに1ランク上のヨーロッパ規格（EN13060）で最高水準の「クラスB」の基準を満たしています。
高温に弱く、クラスB滅菌器には入れられないものはこちらの滅菌器で滅菌処理を行います。ホルマリンガスを使って、低温でしっかりと滅菌することができます。
歯を削るタービンは繊細で複雑な構造をしているため、通常の滅菌器では滅菌できません。そこでタービン専用の滅菌器を導入し、患者さまごとに交換と滅菌を徹底しています。
歯や詰め物・被せ物を削った際などには、その切削片や唾液、血液などが飛散してしまいます。口腔外バキュームはそれらを瞬時に吸引し、診療室内を清潔に保つことで院内感染のリスクを低減させます。
高圧のウォータースプレーと特殊なパウダーを歯に吹き付けて、歯垢やバイオフィルムを短時間で除去できる歯面清掃器です。歯ブラシでは届きにくい歯周ポケットの内部や歯のすき間などすみずみまで清掃できます。
また、水を利用するため歯や歯ぐきを傷つけないこともメリットです。
AED・パルスオキシメーター・酸素ボンベ・血圧計など、緊急時に欠かせない機器をそろえ、万が一の事態にも備えております。
また、緊急時には地域の方にもお貸ししますので、お知らせください。
外安全（歯科外来診療医療安全対策加算）・外感染（歯科外来診療感染対策加算）は、厚生労働省が定めた医療機関の基準のことです。当院は偶発症などの緊急事態の初期対応、機器の滅菌対策の徹底、感染症予防対策の実施など、定められた基準をすべてクリアした歯科医院です。AEDをはじめとする緊急対応設備、口腔外バキュームなどの機器も完備しています。
当院は『口腔管理体制強化加算（口管強）』の基準を満たした歯科医院です。むし歯や歯周病、口腔機能低下を予防するためのフッ素塗布やクリーニング、在宅でのケアを1ヶ月に1回、保健診療で受けていただけます。
また、特別な研修を受けた歯科医師や歯科衛生士が常勤し、感染対策や緊急時への対応設備もしっかり整えています。
